大府青年会議所2017

サイト内検索

笹田理事長所信

日進月歩
~地域と共に常に前を向き成長し続ける組織を目指して~

大府青年会議所 第43代
理事長  笹田公一郎

はじめに

 1949年、「祖国日本の復興」を目指した志高き青年たちが始めた運動が徐々に広がりを見せ、日本各地に同じ志を持った青年が立ち上がり、私たちの郷土ここ大府市・東浦町でもその想いに共鳴した青年たちによって1975年、599番目のLOMとして大府青年会議所が設立されました。設立以来42年に渡り先輩諸兄の熱い情熱と、弛まぬ努力によって繰り広げてこられた運動は、着実に地域に根付き、また確実に地域の青年たちの意識を変革してきました。大府青年会議所のこれまでの歴史をつむいでくださった諸先輩やその運動に共鳴し、ご協力いただいております地域の皆様に、まずは深く感謝を申し上げます。
 そしてこの歴史と伝統を引きつぎ40周年の節目の年を終え、さらに昨年は大府の地にて18年ぶり2回目となる「第49回愛知ブロック大会」の主管を担い、盛大に開催することができました。これもひとえに先輩諸兄のご指導と、行政の皆様のご協力、また地域の皆様のご理解の賜物であると感謝すると同時に、この地域の魅力を内外に力強く発信し、活気に溢れ、元気に満ち溢れた大府市・東浦町の姿を愛知県中に示すことができたと確信しております。愛知ブロック協議会の一年の運動の集大成の場となるこの「第49回愛知ブロック大会」の主管という大役を務め、見事やりきった私たち大府青年会議所メンバーは大きく成長し、さらなる高みへと成長し続ける組織となっていく必要があります。
 また、近年では東日本大震災、熊本地震等の自然災害が日本列島を襲い、格差社会や少子高齢化などまだまだ先行きの不透明感が拭えぬ中、昨年開催されましたリオデジャネイロオリンピックにおいては過去最高のメダルを獲得するなど、日本代表選手たちが明るく日本を勇気づけてくれました。国を背負って闘っている選手たちの不断の努力と、様々な重圧を跳ね除けて結果を残す不屈の精神力にはただ頭が下がるだけでなく、私たちJCメンバーもそんな選手たちから感じる魂を力に変え、「明るい豊かな社会の実現」という青年会議所の不変の目的を達成するため、さらには2020年に東京で開催されるオリンピックに向け日本全体で盛り上がっていく中、この地域、そして大府青年会議所も共に盛り上がっていけるよう運動を展開していかなければなりません。

常に行動を起こす、そして組織の魅力を伝え、新たな仲間を拡大する

 青年会議所が20歳から40歳までの青年で構成されている団体である以上、会員拡大をしなければ、組織の存続はなく、またその運動にも説得力が生まれません。日本全国で会員減少が叫ばれる中、例外なく我々大府青年会議所も会員減少の危機に晒されています。その理由として、人口減少や企業数の減少ももちろんありますが、何より人のため、まちのため、国のために自己犠牲を惜しまず行動を起こそうとする気概を持った青年が少なくなってきていることが挙げられるのではないでしょうか。
 私たち青年会議所メンバーは、その気概を持った青年の集まりであるはずです。私たちは自分たちの行っている活動に誇りと情熱を持っているでしょうか。地域の方やメンバー内、そして家族や会社の方々に胸を張って活動しているでしょうか。誇りと情熱を持って活動していれば、そのような方々に必ず理解されるはずであり、またその姿は必ず地域にいる同世代の志高き人財を引き寄せるはずです。そして、その姿を地域の皆様に見せるためには、常に会員拡大を意識した上で活動し、青年会議所は人がいなければ成り立たない組織であるという危機感を持って行動を起こさなければなりません。
 メンバー一人ひとりが青年会議所の活動に誇りと情熱を持ち、その魅力を地域の同世代の方々に伝えるのはメンバーとしての責務であり、多くの新たな仲間と共により充実した組織を形成し、活動をしていくことで、はじめて地域に説得力のある運動を展開していくことができるのです。そのために本年度も会員拡大を最重要課題と位置づけ、メンバー全員が足を使い、多くの人と接し、一人でも多くの地域の同世代の方々に青年会議所運動の魅力を地道に訴え続けることで、多くの仲間を増やし、成長し続ける組織となることを確信いたします。

地域に必要とされる人財を輩出する

 私たちは青年会議所メンバーであると同時に、それぞれの企業において重要な役割を担っている青年経済人でもあり、またそれぞれの地域において必要とされるリーダー的存在であるべきであると考えます。
 まずはメンバー一人ひとりがその根幹であるそれぞれの企業を確りと繁栄させるために日々努力や研鑽を惜しまず、この地域において企業活動を通じた社会貢献をしていくことで、「企業の社会的責任」を果たしていけるよう学ぶ場を創出します。また、様々な場面でリーダー的存在となるために、色々なことを学び実践に移すことで、地域から必要とされる人財となり、その存在価値を高めていくことでメンバー一人ひとりが魅力ある人財へと成長していけるよう導いてまいります。そしてそのような人財を多く地域に輩出するために、広く地域の皆様に「学び」の機会を提供してまいります。

未来を担う青少年の育成

 近年の日本を見るに、インターネットの驚異的な進歩やSNS等のコミュニケーションツールの普及などにより、家から一歩も出ずとも欲しいものが手に入ったり、人と会わずしてコミュニケーションが取れたり、溢れんばかりの情報を手に入れることがいとも簡単にできてしまいます。しかし、この状況は「便利になった」という言葉で表現することはできるかもしれませんが「豊かになった」と自信を持って言えるでしょうか。日々進歩し続ける社会に適応していくことはもちろん必要ですが、その中にも日本人が古来より大切にしてきた精神性や、夢を持つことの大切さ、人と実際に関わることによってしか得ることのできないつながりを重んじることで、物質的にも精神的にも「豊かになった」と言える社会に近づいていくと確信します。このことは未来を担う青少年に私たち大人が確りと伝えまたその背中を見せ続けていかなければなりません。
 私たちの住まうこの地域の未来を担う青少年を育成するために、まずは人と人との関わりの中から生まれるつながりを感じていただき、なかなか一人では成し遂げられることのできない体験を通し、夢や目標を描き、それを叶えるために諦めず立ち向かっていくことの大切さ、その先にある達成することの喜び、成長することの喜びを感じていただく機会を創出してまいります。

郷土を愛し、笑顔が溢れるまちづくり

 私たち大府青年会議所は諸先輩方の時代からの継続事業を通して大府東浦の地域に根ざした活動を行ってまいりました。大倉公園つつじまつり、大府市産業文化まつり、東浦町産業まつりなどに代表される地域のおまつりに参画できることは、長きにわたって大府青年会議所が地域のまちづくりに欠かせない存在となっていることを物語っています。また、地域の皆様の笑顔が見たい、もっとこのまちを好きになってほしい、という願いを込めて新たに開催した花火大会も、形を変えながらも継続して開催し、既に地域の皆様の期待を背負う事業となっています。
 私たちは地域の皆様がもっとこの郷土を愛し、さらに笑顔の溢れる明るい豊かな大府東浦となるための一翼を担っている組織であるとの自覚を持ち、一つひとつの事業を確りと見つめ、今までよりもさらに良いものになるよう積極的に地域の声に耳を傾け、行政や各関係団体との連携を今まで以上に強化することで、地域と共に成長するまちづくり運動を展開してまいります。

新たなステージでさらなる機会が待っている

 青年会議所は広く世界中に組織があり、それと同時に活躍の場はこの地域にとどまらず様々なステージが用意されています。知多半島委員会、愛知ブロック協議会、東海地区協議会、日本青年会議所、JCIなどがこれにあたります。せっかく青年会議所に入会したのなら、このスケールメリットを享受しない手はありません。地域に確りと足を付けた活動を基盤にしつつ、さらなるステージに活躍の場を広げることによって、無限に広がるかけがえのない出会いと、貴重な経験を糧に、ひとまわりもふたまわりも自分を成長させることができます。
 大府青年会議所メンバーがこの機会を逃すことなく、新たなステージで活躍できるよう、積極的に出向を促し、またその活動をLOMとして確りバックアップし、今後も広く活躍できる人財を育てる土壌づくりをいたします。また、出向だけでなく各種大会やフォーラムへ積極的に参加することも、青年会議所のスケールメリットを享受する一つの大きな機会となります。それぞれの事業の意義、その事業を創り上げてきたメンバーたちの想いを確りと理解し、積極的に参加を促すことで必ずメンバーの成長へとつながるということを信じ、取り組んでまいります。

私たちの活動を、広く地域に発信する

 私たちはこのように地域の内外で様々な活動を行っておりますが、まだまだその存在が周知されてないという現実があるのも事実です。地域から愛される組織になるために、説得力のある運動を通じ市民の意識変革を促すためには、まずは私たちの活動を知っていただかなければなりません。
 そこで、ホームページやSNSなどの時代に即したツールの活用や、地域のニーズを汲み取った新たな手法を模索しながら、私たちの活動を知っていただき、理解を深めていただけるよう積極的な情報の発信に努めてまいります。

全ての運動を支える、揺るぎない組織を目指して

 これまでお伝えしてきた全ての運動や活動を行うことができるのは、揺るぎない組織としての基盤があるからこそであると考えます。会員数が減少傾向にある中、地域に説得力のある運動を継続して展開していくためにはそれぞれの委員会が提案する資料やその内容を確りと精査し、メンバーそれぞれが効率よく、そして効果的な活動ができるように一つひとつの事柄を今一度見つめなおし、より良いものにしていく必要があります。
 事務局の管理や理事会の効率的な運営、各種情報の整理や発信を通じて、大府青年会議所の基盤として全ての運動の下支えを担っているとの誇りと気概を持ち、力強い運動のできる組織作りに取り組んでまいります。

おわりに

 私は今から9年前に歴史と伝統ある大府青年会議所に右も左もわからない状態で入会しました。入会以来、多くの先輩方に可愛がっていただき、またその先輩方に感化され、日々挑戦する気持ちを忘れずに常に前を向き、身の丈に合わないような役をLOM内外で経験させていただきました。私はこれまでの9年間で、多くのかけがえのない仲間との出会いと、JCでしか得ることのできない貴重な経験を通し、大きく成長することができました。私は本年度理事長という大役を拝命し、これまでの実体験として得ることのできた貴重な経験を大府青年会議所の魅力という形で地域の皆様や、メンバーに伝え続けていくことで、地域の皆様に必要とされ、またメンバーの成長を促すまさに「まちづくり」を通した「ひとづくり」を積極的に推進してまいります。今一度事業や例会の本質を確りと見つめなおし、誰のために行う事業か、誰のために行う例会かを確りと議論し、またそれぞれの活動の根幹となる委員会運営に関しても本来のあるべき姿を確りと考え、全ての事柄に取り組んでまいります。
 青年会議所には、望めば自分を成長させてくれるステージが無限に広がっています。そのチャンスを掴むことができるのは、一生懸命に立ち向かった者だけです。私たち青年世代には、まだまだ無限の可能性があり、輝かしい未来が待っています。

乗り越えられない壁はない。どんな困難にも立ち向かい、決して後ろを向かず、一歩でも前に歩みを進めよう。

常に前を向き成長し続けよう、この地域と共に
常に前を向き成長し続けよう、輝かしい未来に向かって
日進月歩~地域と共に常に前を向き成長し続ける組織を目指して~