議長所信

2023年度 50周年準備会議

議長  池ノ下 祐亮

基本方針


 1975年に志高き青年たちにより設立された大府青年会議所は、来る2024年に創立50周年という重要な節目の年を迎えることとなります。

これまで、半世紀の長きにわたり、活動エリアである大府市・東浦町の明るい豊かな社会の実現のため、先輩諸兄が綿々と紡いでこられた地域での活動の上に、私たちがあることを胸に刻み、これからも地域に根付いた活動を展開してまいります。しかし、昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大により、人々の生活様式及び価値観が大きく変容し、青年会議所活動にも例外なくその影響が表れました。これまで当たり前に対面で実施していた例会や事業などは、WEBツールに切り替わり、物理的にも心理的にもメンバー同士の距離が離れつつあります。こんな事態だからこそ、同じ志を持ち、集っている仲間と心を一つにし、メンバー自身が青年会議所活動の意義及び創始の想いを再認識し、この地域を担うリーダーとしての自覚を持ち、この難局を切り拓く気概を持つ必要があります。

そこで、本会議では、2019年に策定された「大府青年会議所ビジョン2023」を次代へ向け私たちが青年会議所活動を何のために、何をしなければならないのかを中心に検証いたします。そして、48年間で培われた伝統や文化を受け継ぎ、VUCAと呼ばれる変化が激しく先行きが不透明な社会情勢に立ち向かうため、柔軟に変化させ、大府青年会議所の5年後の進むべき方向をメンバーに指し示す光輝く中期ビジョンを、その5年を歩むメンバーとともに策定いたします。このビジョン策定にあたり、メンバーへその過程を共有し、自分事として意識をすることで50周年へ向けての機運を高めてまいります。

最後に、50周年を華々しくスタートするためには、今年度の準備が肝要であり、50周年の年を確りとイメージをした上で、着実に積み上げ、加藤理事長が掲げる「ともに~心一つに輝く次代へ~」のスローガンのもと、メンバーとともに心一つにLOMの夢と希望を掲げる会議体として50周年への歩みを確りと進めてまいります。

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